闇月創房について
真鍮への想い
「気がつけばそこにあるもの」
「気がつけばそこにあるもの」
「真鍮でいろんな形を創りたい」
かつて真鍮は、建具の取っ手や、家具の金物、柱時計の歯車など、 大切な役目の割にはあまり日の目を見ることの少ない地味な存在で した。そんな縁の下の力持ちのような素材に惹かれ、もっと自由に楽しく身近なものとして形にできないだろうか?と思ったことが 創作のきっかけであり、闇月創房の始まりです。 闇月創房は、真鍮・銅をメインに、その他の金属・木材・ガラスなど さまざまな素材を操り、懐かしくて新しいモノ、頑丈で繊細なモノ、 純粋でワクワクするようなモノ創りの工房です。
1986年
真鍮と出会う。
札幌 裏参道にある銅・真鍮の手仕事の 工房「Atelier583」に入社し、デザイン・製作に携わる。
1996年
闇月創房スタート。
独立し、「闇月創房」を立ち上げる。
2009年
たくさんの作家が集う場所で新たに。
札幌市中央区にある「space1-15」に移転。
ギャラリー・ショップを併設する。
丸井今井札幌本店・新千歳空港内ショップなどにてオリジナル商品の販売のほか、札幌市内の百貨店ギャラリー、道内のクラフトイベントにて展示会を行う。
2019年
お客様のおかげで。
現在の店舗にて10周年を迎える。
私たちについて
和栄さんのトキメキは、作家である茂樹さんの原動力にもなっております。
私たち闇月創房は、作家である逸見茂樹がコツコツと創り上げる真鍮作品を、妻である逸見和栄が諄々と紹介をするという二人三脚で営む、工房兼ショップです。 一番の作品のファンである和栄さんのトキメキは、作家である茂樹さんの原動力にもなっております。
〝しげさん〟こと
逸見茂樹(へんみしげき)
人間の手が編み出した技はこんなにも素晴らしい!!
今から 30 数年前、銅と真鍮の工房に見習いとして入社しました。そこは、決して綺麗とか広いとは 言えない工房でしたが、そこで創り出していたものはとても美しいものでした 。そのすべてが手仕事。
人間の手が編み出した技はこんな にも素晴らしいのかと驚嘆したことを今も覚えています。
それから約 10 年後に独立。自分なり の表現を模索していたとき目に止まった のは、壁にぶら下がっていた「糸鋸」 でした。手元にあった真鍮板に絵を 描いてその通りに切り抜くと、これ が楽しい。形になる嬉しさがこみ上 げて、夢中で切りました。そんな 作業の中から、なるべく機械を 使わない「手仕事」にこだわり、真鍮 の魅力をお伝えできるよう工夫をいとのこしております。
好きなモノコト:ビートルズ、内田百閒、ウイスキー。
〝OKAZUさん〟こと
逸見和栄(へんみかずえ)
真鍮を通して、ヒト・モノ・ 時間を大切に想う楽しさを お伝えできたら嬉しい
父が祖父母とともに暮らすために考え建てた家に生まれ、子どものころから古いモノ、それらを修理したり工夫したりして暮らす ことが好きでした。
その中でも古い建物や道具類に 多用されている真鍮に、とても興味を持っていました。
大切に使われてきたからこそ今ある 真鍮の変化した色を見ていると、 どんな人が、どんなふうに創ったのか、 使っていたのか、に想いが巡ります。 大切にされてきたモノ、丁寧に創ら れたモノをこれから先にどうつない でいくかを工夫し、真鍮を通して、 ヒト・モノ・時間を大切に想う楽しさを お伝えできたら嬉しいと思っています。 闇月創房の真鍮端材を中心にした、 物語のあるモノで新しい物語を創る old & new「日々和創房」としても活動しております。
好きなモノコト:わたしのおふね マギーB(絵本)、エゾエンゴサク(花)、野球、ドライブ、日本酒、写真、空。